東彼杵町、千綿の名店、創業60年 龍頭泉荘
先代が川魚料理店を約二十年、現在の店主、田中英夫さんがその先代から引き継いで四十年。今は奥様と娘さんの4人で切り盛りする龍頭泉荘さんです。
くじらかわら版でテイクアウトできるメニューはこちらです。
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東彼杵町の飲食応援企画「くじらかわら版」にも掲載中。
私たちのオススメは鯉のあらい
龍頭泉の流水で身が引き締まった鯉を酢ぬたで食べるのが絶品です。幼少期から私たちもお祝い事では、この鯉のあらいをテーブルに囲みに龍頭泉荘によく訪れていました。もちろん、大人になっても我が子のお祝い事や、集まりにはかかせない場所です。
新鮮でクセもなくコリコリっとした食感がたまりません。
そして、うなぎとともに食べるのがこの鯉こくです。お酒を飲んだ後のこの鯉こくは、しっかりとした味わいでゼラチン質が溶け出し風味も絶品です。鯉こくは出産後の母乳の出を良くすると言われているそうですよ。
料理も絶品なのですが、この客室からの龍頭泉を見下ろす絶景で、当時からの風情のある建物や木造の建具の数々に合わせ窓一面に広がる景色に、川の流れる音と木々が揺らぎ木漏れ日とともに、心静かに楽しめるのもこの場所の醍醐味です。
何よりも、何よりも、私たちがオススメなのはこの場所を切り盛りする田中家族。メイン画像の大将は、私が幼少期の頃から今も昔も変わリません。そして、3姉妹のような奥様と美人姉妹が龍頭泉の名物なのです。話し込むと話が尽きない尽きない。
30年前、当時、5歳ぐらいだったでしょうか、私の実家は小売酒屋でして、その酒屋でお酒を卸させていただいておりました。その頃、父についてまわってはこの3人が写るこの廊下を走りまわっていたこと鮮明に覚えています。
今も昔も変わらない姿で、まだまだ続くこの場所の「これからも」楽しみで仕方ありません。
近いうちに改めてお一人ずつ「ひと」のページにて取材させていただきましてあらためてお伝えさせていただきます。