長崎県の西のホゲット、東のソリッソ。西海市にあらたな拠点が登場。

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西海市にかつてあったものづくり、この地から全国に輸出されていたという「石鍋」の遺跡「ホゲット」とは!?

ホゲットとは、西海市にかつてあったものづくりの歴史、この地から全国に輸出されていたという「石鍋」の遺跡こと。そのことを伝える地域のあたらしい拠点。

旗印「ホゲット」

その昔、西海市には、平安~鎌倉時代、この地で産出される滑石を用いて石鍋を作っていたという歴史があり、なんと南は沖縄、北は青森まで石鍋を輸出していたそうで、ホゲットとは、西海市にある国指定史跡〈ホゲット石鍋製作遺跡〉に由来するそうです。おそらく、長崎弁の「ほげとる」というゆる〜い語源から由来しているのではないかと、その響きから想定されます。言わば、遺跡としてその跡を見る限り途中でほがしたけど、や〜めた。的な感じでしょうか。ものすごくゆるくほどよく魅力的です。見てください、このやりかけた中途半端な石鍋の遺跡。実は、長崎の文化財でもあるそうです。

HOGET」オープニングトークイベントに参加してきました。

2020年12月19日。この場所のはじまりをお伝えする、オープニングトークイベントに参加してきました。このホゲットができるまでの経緯や設計のお話などをお聞きしてきました。ホゲットの発起人は写真中央・山﨑マーク社長の山﨑秀平さん。秀平さんは、地元のものづくり企業の二代目社長として、自社の事業の発展のみではなく、地域全体、西海全体をおもしろくするような何か、を探していました。西海にはおもしろい人や、ものが隠れているのに、十分に発信できていないし、移住者さんや何か活動をしている人同士がつながる場もない。活躍の場がないことで、西海市外へ出て行ってしまう…。そんな現状を、どうにかしたいという想いがあられたそうです。

嫉妬するほどのプロジェクトメンバー

〈運営〉有限会社 山﨑マーク/〈建築設計〉佐々木翔佐々木千鶴(INTERMEDIA)/〈施工〉村岡建築/〈コミュニティデザイン〉岩本諭はしもとゆうき(little comm.)/〈シンボルロゴデザイン〉DEJIMAGRAPH

なんとも、贅沢なメンバー揃いです。もうこのメンバーの面子を見るだけで、面白くなること間違いなし。今回のトークイベントの中で、私が一番、共感した部分は「余白」を大事にされていること。コミュニティデザインのlittle comm.のはしもとゆうきさんの笑い声の方がどうしても気になるファシリテーションでしたが、その説明の中で、「余白」を大事にし、これからこの場所の「ものがたり」ができていくのだとの説明に共鳴いたしました。私たちも東と西の拠点として、その「余白」に何かひとつくわえていただきたい。そんな想いがよぎりました。その時点でもうすでにコミュニティデザインに巻き込まれようとしてますが。

この建物が出来上がるまでの「ものがたり」もまた「余白」

〈建築設計〉佐々木翔佐々木千鶴INTERMEDIA)このお二人とは、実は私たちも現在、プロジェクトを進めさせていただいているのですが、この建物がリノベーションされる様子もまたおもしろい。ここは私も参加できなかったので、その様子は、ホゲットのホームページでご覧ください。

私たちの拠点「Sorrisoriso」の5年前のリノベーションでも「つくる、ぬる、かざるのるるるワークショップ」という企画を開催いたしましたが、地域の方や、関係してくださる方の「余白」づくりがおもしろくてまた興味津々。是非、地域の方々も参加してつくったというホゲット遺跡の表層を表現した壁なども訪れたときは見てきてください。

ほしいものは、つくる

根っこは地元、仕事は全国。これからは家庭の中にも。というキャッチフレーズのもと、山﨑マークの運営を心がけていらっしゃるそうで、「ほしいものは、つくる」というキーワードから、はしもとゆうきさんがさらに掘り起こしをかけようとしているのがこの「ホゲット」だそうで、この言葉にもあるように、なければ作ってしまえばいいじゃない、いやもう地元のおじちゃん、おばちゃんは作っているよ。と言わんばかりの「ものづくり」も魅力的でした。わたしはオススメする前にかんころもちを手にしてレジに並んでましたからねゆうきちゃん。

西海市のおんじやん、おんばやん

このプロダクトからも見ても魅力的なラインナップなのですが、おんじやん、おんばやんの普段からつくってきた「もの」を表現するデザインがまた非常に惹かれます。この日、訪れた日に買って帰った「かんころもち」箱入りと単品でまぁまぁの数を買って帰りましたが、全て、3人の子供たちに食べられてしまいました。なんとか一切れは死守しましたよ。そのぐらい、自然な甘みで、自然体な「もの」だったことは言うまでもありません。そう、ホゲットができる前から気になっていた「おんじやん、おんばやん」プロダクト。これがまた悔しいですが、いい具合を突いている。

元ながさきプレスの編集長の編集思考

そうです、はしもとゆうきさんは元ながさきプレス編集長。以前、はしもとさんの記事を読ませていただきましたが、「あちこちで見かけるゆるキャラ」「オシャレなパッケージにしたら売れるはず」という概念を覆すお話で、長期的なプロジェクトづくりや目的の探求がこの取り組みの背景にあることに気づかされます。まぁわたしはゆうきちゃんに、トークゲストをお願いしてフラれましたけどね。皮肉な野郎ですみません(笑)

西海の美しい自然や、昔ながらの知恵を活かす人々の暮らしや、西海の魅力を再発見・再編集し、まるで石鍋の原石を磨くように、ここ〈HOGET ホゲット〉から届けてゆきます。

そんな風に伝えられたオープニングトークイベント。丁寧にそしてこれからの「余白」に非常に期待度も高まり、ワクワクが止まらないお話をお聞きできました。体験施設や、ワークショップ等も開催されており、この記事だけでは、魅力が伝えきれないので是非とも一度、足を運んでいただきたい。いつの日か、東と西でおもしろい悪だくみを企画できることを楽しみにしております。

東のソリッソから西のホゲットへ

シューへー社長の弟、モリッソより愛を込めて。

店 名
HOGET(ホゲット)
所在地
長崎県西海市西海町川内郷1138−2
営業時間
木曜〜月曜日
10:00〜18:00

※変更になる場合がございます。くわしくはお問い合わせください。

休業日
毎週、火曜日・水曜日

※変更になる場合がございます。くわしくはお問い合わせください。

お問合せ
お問い合わせ
http://hoget.jp/contact/
TEL
0959-32-1423

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