「旅だ、行こう!」=「旅、代行」チケット1枚も団体旅行も全部〇っとおまかせ。旅の手配代行なら『オレンジ観光』へどうぞ。

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2020年に世界的に広がった新型コロナの影響で、どこにも旅行に行けないつらい状況が続いた近年。しかし昨今では各国の規制がある程度ほどかれたこともあり、コロナ禍以前のように国内あるいは海外を行き来する旅行者がどんどん増えている。

そんなタイミングの2023年6月、長崎県北松浦郡佐々町にある『有限会社大紘産業(以下大紘産業)』は、航空券などのチケット手配や旅のプランを提案する国内旅行事業『オレンジ観光(オレンジツーリズム)』をスタート。事業を始めてまだ数か月ではあるが、佐世保市、平戸市、松浦市など地元の皆さんから「旅行ならオレンジ観光さんに」と厚い信頼を得ている。

代表の上ノ原陸友さん(写真右)

大紘産業は1997年の創業以来、大型トラックを活用した建設業や貨物運送業を行ってきた企業だ。2003年からは貸切観光バス事業『オレンジ観光バス』を開始し、およそ20年にわたり楽しい旅のひとときをサポートしてきた実績がある。

オレンジ観光では長年培った経験を活かしながら、もっと多くの人に素敵な旅を提供していきたいと語ってくれたのは代表の上ノ原陸友さんだ。今回の記事では、上ノ原さんに伺ったオレンジ観光ならではのおすすめポイントなどを詳しく紹介していきたい。

今度の旅行、全部おまかせしちゃいませんか?

いざ旅行に行こうと思い立っても、必ずやらなければならないのが諸々の手配である。移動や出発・到着時間などを考えつつ列車や飛行機を予約し、己の予算と相談しながらホテルを決め、観光のタイムスケジュールを組み立て……旅行慣れしている人や一から計画を立てるのが好きな人であれば、これもまた楽しい旅行の一環なのだろうが、面倒だと感じる人の方が多いかもしれない。

移動手段を確保するにしても、何時発の列車に乗るのか、飛行機はどの便に乗るのか、レンタカーを借りるのか、など押さえておくことは山ほどある。ホテルを予約するにしても、ホテルに直接連絡するのは気が引ける場合もあるし、CMで時折見かける旅行サイトを利用するにしても、まぶしい画面の中に宿泊プランがいくつも提案され、結局どうすれば良いのか分からずうんざりすることもある。

オレンジ観光は、相当な労力のかかる旅の手配を代行してくれるありがたい場所だ。店舗カウンターで行き先や予算などを伝えたうえでじっくりと相談しながら、一つ一つの手配を請け負ってもらえる(来店が難しい場合は電話での問い合わせにも対応している)。旅行に行きたいが何をどうすればいいか分からないという言わば手ぶらな状況でも、来店は大歓迎だという。

また、旅先でのおすすめスポットを知りたい場合も、旅行店に長年勤めた経験のあるスタッフやトラック・バス事業で各地を巡ってきたスタッフが丁寧に教えてくれる。このように手配をおまかせしつつ、旅のプランも一緒に組み立ててもらえばもう大丈夫。旅行当日を心待ちにするだけだ。

手配を依頼するにしても、例えば航空券1枚だけお願いするのは気が引けるという場合も心配はいらない。オレンジ観光では航空券や列車のチケット1枚だけ、あるいはホテルの予約だけなどの依頼にも快く応じてもらえる。もちろん、旅行初日の出発から最終日の到着までのあれこれを全部おまかせするのもOKだ。

そして手配をお願いすると高い料金がかかってしまうのでは、と思う人もいるだろう。しかしオレンジ観光ではお客さんに手配料を請求することはほぼない。手配の内容によってはいくらか手数料を支払ってもらう場合はあるが、自分自身であれこれ手配するのとオレンジ観光に手配をお願いするのとで、最終的にかかる旅費の価格はほとんど変わらないという。

ならばもういっそのこと、心にも時間にも余裕ができるうえに旅行を思いっきり楽しめるのなら、オレンジ観光にまるっとおまかせするのが大きな得策なのである。

ふたたびの青春を彩る旅を提供したい

旅の手配代行を始めたのは、上ノ原さんの父親である先代の「観光の事業を広げたい」という思いを受け継ぎたかったからだ。しかし旅行に関する事業をスタートするには『国内旅行業務取扱管理者資格』が必要となる。

試験を受けるにあたっては、日本各地の温泉地や世界遺産など様々なことを暗記しておかねばならない。勉強を進めるのは難しいこともあったが、上ノ原さんは合格率およそ30%の難関を突破。その他の必要条件も満たすことができ、国内旅行に関わる業務をすすめられる第3種旅行業の資格を取得した。

また、手配代行の事業を行うにあたり、行政からの補助金も利用しながら数百万円をかけて内装をリニューアルしたうえ、業務をスムーズにすすめるための新システムを導入。人員も増やし、お客さんのあらゆる疑問や要望に応えられるよう社内環境を整えた。

2023年6月に『オレンジ観光(オレンジツーリズム)』をスタートし、早速7月から次々と手配の依頼が舞い込んだ。新聞の折り込みチラシで宣伝したおかげも相まって、現在も地元の商工会や農協などの団体旅行から個人旅行まで数々の依頼を請け負っている。

オレンジ観光として今後すすめていきたいことはいくつもある。1つは視察旅行を呼び込むこと。長崎は日本だけでなく世界からも旅行地として注目されているが、どうしても長崎市内や軍艦島に観光客が集中してしまいがちだ。

そこで、自分たちの仕事を見てもらいたい、広げていきたいという商工会のメンバーに協力をあおぎ、“遊び”と“学び”を織り交ぜた体験型の「楽しめる視察」を考案し、地元佐々町を中心に長崎県北の魅力を発信していきたいという。

2つ目は、団体旅行の幹事代行を行うこと。数人〜数十人のスケジュールを確認し、調整し、日程を決め、旅行中のあれこれの予約や世話をするのは非常に難しい。そのうえ普段の仕事をしながら合間をぬって幹事を行うのは大変な手間となる。

そこでオレンジ観光はオープンチャットなどを活用して幹事業務を代行することで、少しでも負担を減らし、旅行がトラブルなく穏便に進むよう手助けしたいと考えている。また団体旅行では自社バスを活用できるため、そのあたりの諸々の相談も可能となっている。

そして3つ目は個人旅行のサポートをさらに広げること。上ノ原さんが日々の業務で感じているのは「個人の旅行を頼みづらい」と考えているお客さんが意外に多いことだ。オレンジ観光としては一人旅、夫婦や友人での旅行、家族旅行など少ない人数での依頼も大歓迎だという。

結婚記念日や誕生日などのハレの日の旅行、友人との楽しいひとときを過ごす旅行、定年退職後の慰労の旅など、フレッシュな気分で再びの青春を味わい、大切な人生の一幕をカラフルに彩るような極上の旅を提供していきたいと上ノ原さんは語った。

上ノ原さん「この仕事を始めて旅行業界って結構広くて、可能性は色々あるなと感じています。情勢や運営状況次第ではありますが、この先にオレンジ観光のさらなる可能性が見えたら、海外へも目を向けるかもしれません今は国内旅行のみですが、業務のフィールドを広げるためにさらに難関の『総合旅行業務取扱管理者』の資格取得もこれから目指そうと思っています」

せっかくだったら、一生の思い出になる良い旅行にしたいもの。オレンジ観光ならそんな願いをきっと叶えてくれるはずだ。

ぜ〜んぶ〇っとおまかせして、さあ旅だ、行こう!

オレンジ観光の「みせ」と「ひと」の記事は、以下をご覧ください。