東彼杵町の母の味を生み出す食堂「ちゃぶ台 三葉」
2011年3月11日の東日本大震災と原発事故が移住を考えるきっかけで、東彼杵町に移住された澤登舞さん。農業の町、東彼杵で誠実に米作りに向き合っている農家さんの様子に触れて感動されたそうです。
そんななか、畑に収穫されずそのままにされた野菜が土に還ることが多い現状を目にし、そんな野菜を活用できないかと考え、2016年12月に、「家庭料理店 ちゃぶ台三葉」(飲食店)を始められました。場所はシーボルトも歩いたであろう長崎街道と平戸街道が交わる場所、彼杵港入口にある起点、「思案橋」の目の前に所存する旧佐藤下駄屋家屋。
まずは、今回のくじらたよりで出前してもらえる「ちゃぶ台 三葉」さんの商品のご紹介です。
くじらたよりは こちら
子供たちに安全なものを食べさせたい、と、いろいろ調べるうちに、東彼杵町のことを知り、どんなところだろうと、4泊5日の体験プログラムに参加されたそうです。それまでは「本当に、普通の専業主婦」だったという澤登さん。
毎日食べるお米こそ、安全であってほしいという願いに加えて、作物のすばらしさを伝えたいと、首都圏の購入希望者と産地をつなぐボランティアを開始。安心・安全な農産物を関東に送りたいと、畑を自らも耕しネット販売「スマイルクローバー」も運営されていらっしゃいます。
また、活動はそれだけにとどまらず、長崎県の輝く女性をピックアップする大浦お慶プロジェクトや長崎県男女共同参画協議会や、長崎県移住コンシェルジュ、東彼杵町総合戦略推進委員と幅広く活躍されていらっしゃいます。
くじらたよりは こちら
今回は、このくじらたよりでの掲載で、取材しきれてないので、まだまだお聞きしたい澤登さんのお話と母の味とをあらためて取材させていただきにいきますのでお楽しみに〜
写真 小玉大介・川崎順平
記事 森 一峻