東彼杵町千綿にて
店舗を持たない母3人の花屋、ミドリブ
花屋といえば、店頭にたくさんの花が並んでいて、はなやかに植物や花を見ては心ときめく場所だったりするのではないでしょうか。長崎の東彼杵町は千綿地区界隈を中心に、花を生けたり、装飾をしたり、イベント出店をしたり。ミドリブという母3人のチームでオーダー制の花屋を営んでます。それぞれ3人はもちろん子育て真っ最中。この町では子育てをしながらでも自身の好きなことにチャレンジできる可能性を秘めている町なのです。
予算に応じて生花ブーケ、アレンジ・イベント装花・装飾などの注文を受付中。
2017年7月、
Sorrisoriso千綿第三米倉庫にてちいさな花屋からはじまりました。
ミドリブは現在は店舗を持たない花屋として活動してますが、当初、Sorrisorisoの一角の軒下ではじまりました。上の写真はこれからSorrisorisoでどんな花屋を展開していくのか、近隣の店舗のみなさんにお伝えしている場面。私たちもお話を聞きながら、これまでにない花屋さんが誕生するのだとワクワクしたのを覚えています。
まずは、ちいさなことから。
もちろん、子育て真っ最中の3人。常に店頭に立つことは困難な状況。まさしく下の写真のようなテンヤワンヤの状況ですからね。それでも、それぞれの役割を持って、3人の花屋は店頭に少しずつ展開する花屋としてちいさなことからはじめたのでした。
メンバーは東彼杵町に必然的に集まった?
左から、飯塚陽子さん(ヨーコ部長)。関東で某花屋につとめた経験を活かし、アレンジや装花・装飾を行います。実は旦那様が東彼杵町の地域おこし協力隊として移住したことがきっかけ。地域おこし協力隊を卒業した今でも東彼杵町の観光シーンを引率されてます。
真ん中、下野恵美子さん。恵美子さんはお隣町、川棚町出身。2010年に関東から川棚町に家族でUターン。恵美子さんのおばあちゃんが某生け花の先生でもあり幼少期から草花と共に育ちsorrisorisoに通ううちに2人と出会いミドリブのリーダーとして現在は千綿百年紡ぎ(千綿のオーガニックコットンへの取り組み)にも積極的に取り組まれてます。
右手、堤彩子さん。千綿では知らない人はいない、ドレッドヘアーの苺生産農家、堤豪輔さんと海外を渡航中に知り合い、結婚。もちろん自然と千綿へ嫁ぐことになりまして、ふたりと出会い、ミドリブ結成のきっかけを作ったと言っても過言ではないお方です。
そして、何を隠しましょう、その堤豪輔さんがこのミドリブの監督なのです。Sorrisorisoもですが、ことあるごとに実はこっそり見守りこっそり良き方向へ導いてくださるのが、この堤監督のなせる技なのです。ドレッドヘアーがトレードマークですが、もちろん東彼杵町は千綿地区出身で実はこう見えて昔はシステムエンジニアなんです。私も幼少期から可愛がってもらいました。ちなみに監督も子育て中です。
ミドリブを中心とした千綿百年紡ぎ
ミドリブとして千綿エリアで活動していく中で、千綿でかつて紡績が行われていたことを知り、これはぜひ私たちが携わりたいと思いました。
そう語るのは、下野恵美子さん。また、千綿百年紡ぎについては3期目4期目の取材とあらためてミドリブやニューフジ(New FUJI・あらたなる千綿婦人会)についても追っていきたいと思っています。
店舗やイベントでの装花・装飾ならミドリブ
写真は千綿で養殖されている真珠、ACOYAを音琴地区の物語と合わせてお伝えした昨年の展示会の装飾を担うミドリブの様子。いつもこうやってSorrisorisoやこのエリアで何かあればミドリブの出番です。
ガーランドはひとつひとつもちろん手作りで
この写真は昨年、2019年10月にLONGTABLECAMPGROUND(龍頭泉いこいの広場)で開催された食と環境の循環を目指すイベント 「A taste of LONGTABLE」のミドリブが作成したガーランドです。もちろんこの時だって、子育てしながらですよ。
ミドリブのトレードマークでもあるミドリのサンバーディアスクラシックにて東彼杵町外でもどこにでも出張させていただきます。
ミドリブと言ったらこの、トレードマークでもあるこのサンバーディアスクラシック(一二三自動車にて用意してもらった車です)この車が用意されてからはこのコロナウィルス対策にもなり得る移動型の店舗展開が可能です。こちらもどうぞご用命くださいませ。
人生の節目に、お祝いやプレゼントに、
ミドリブをご用命ください。
装花や装飾だけでなく、もちろんオーダー受注にてプレゼントのお花やドライフラワーもご用意できます。大切な人に想いを込めて。贈る方を想いお花をアレンジさせていただきます。子育て中なのでたまに騒がしいこともありますが、それもミドリブのご愛嬌でどうぞおつきあいくださいませ。