「おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる」書籍刊行記念 全国キャラバントークin 佐賀・嬉野
旅館大村屋にて、当社東彼杵ひとこともの公社の代表理事、森一峻が長崎より登壇いたします。
私たちの町、東彼杵町は佐賀県との県境に位置し、隣町は嬉野町という全国の方々に東彼杵を説明するときには佐賀県嬉野町の隣町ですと伝えると、あ〜嬉野温泉ね!とか、うれしの茶のね!とか、そんな会話で伝わる位置関係にあります。東彼杵の同級生は、嬉野の高校に通う仲間もいました。
そんなおもしろい隣町、嬉野町には、同じ歳で、時は同じくして、故郷に戻ってきた誼でもある北川健太 という「ひと」が経営するおもしろい旅館があります。
その旅館の名は、「大村屋」
私たちの町、東彼杵町は、大村藩であり長崎街道と平戸街道の分岐点でもありますが、長崎街道を北に進むと嬉野町で、「大村屋」という名前の通り長崎街道に位置し、長崎奉行や諸大名が宿泊するときは、本陣として臨済宗の瑞光寺が利用され、大村屋は脇本陣だったそうです。大村藩との関係性がもろに出ている名前ですしね。
偶然にも、私たちの境遇も、そして、町の関係性や歴史でも共通するものを感じ、勝手ながらに親近感を持つようになり、昨年も「佐賀と長崎すてきなご近所展」 の開催やCHANOKO の出店などご一緒させてもらう意図や経緯となったわけです。これまでも、佐賀県庁からの人材育成事業リージョン佐賀や、武雄千年夜市のみなさまにも大変お世話になりました。佐賀はほんとに魅力的です。
今回も、そんな北川健太くんからのお誘いがあり、私だけ現地からの出演のメンバーでは長崎県人なのですが、全国ツアーの「佐賀」にて登壇させていただくことになりました。
トークのタイトルの通り、「おもしろい地域には、おもしろいデザイナーがいる」 ということがものすごくしっくり来るのですが、最近、各地に縁あって行かせていただいていると、本当にそれは間違いなくそうだと思いますし、その町を旅するというよりは、その町の「ひと」に会いに行きたくなっている傾向にあり、「ひとたび」魅了されているということだとつくづく感じてます。
私たちのプロジェクトをはじめた頃、写真家のMOTOKO さんがよく町に来てくださっていてそのMOTOKOさんも暮らし観光ということを提言されており、今回のこの巡り合わせもしてくださってます。今度、MOTOKOさんがくるりを佐賀だけでなく長崎に呼んでくれるかもー! 乞うご期待♡
そんな「わ」が連なり、本著編著者の新山 直広 さん（TSUGI /福井県鯖江市）、坂本 大祐 さん （OFFICE CAMP/奈良県東吉野村）のほか、大村屋15代目の北川 健太さん、NPO法人灯す屋の佐々木 元康 さん 、音成印刷の音成 信介 さん、長崎県より当社の森。
これから、わたしたちのひとこともの公社でも「ひとこと研究所」やひとことを旅すると題して「ひとたび」みたいな企画案を煮詰めていっているタイミングでしたのでワクワクしております。何より、私以外はとてつもなく豪華キャストですので、ここでまたトークさせてもらい学ばせていただけたらと思っています。はしっこで。
というわけで、佐賀に心奪われて佐賀に魅了されているのは、間違いないのですが、これから佐賀と一緒に長崎がおもしろくなるのは間違いないと思ってますし、こんな豪華メンバーのお話を聞けることは、なかなかないので是非、一緒にお話をお聞きしましょー。
それでは、7月15日の夜は、嬉野は「大村屋旅館」にてお待ちしております。
ちなみに、sorrisoriso内、くじらの髭では、大村屋のお得な入浴券も販売していますのでこちらも是非!
イベントURL（お申込みはコチラ↓↓）https://omodeza-saga.peatix.com/
と き
2022年07月15日(金)
ところ
旅館大村屋
料 金
会場・オンライン参加（『おもデザ』書籍付き）3,400円（税込）
【プログラム】
このイベントは終了しました
出 演
新山 直広｜TSUGI
1985年大阪生まれ。京都精華大学デザイン学科建築分野卒業。2009年福井県鯖江市に移住。鯖江市役所を経てTSUGIを設立。地域特化型のインタウンデザイナーとして、地域や地場産業のブランディングを行う。また、産業観光イベント「RENEW」の運営をはじめ、めがね素材を転用したアクセサリーブランド「Sur」、福井の産品を扱う行商型ショップ「SAVA!STORE」など、デザイン・ものづくり・地域といった領域を横断しながら創造的な産地づくりに取り組む。その活動スタイルは「ガイアの夜明け」「WBS/ワールドビジネスサテライト」に取り上げられるなど、地域デザイナーのモデルケースとして全国的に注目を集める。RENEWディレクター（2015年～）。京都精華大学伝統産業イノベーションセンター特別研究員（2018年～）
坂本 大祐｜OFFICE CAMP
奈良県東吉野村に2006年に移住。2015年 国、県、村との事業、シェアとコワーキングの施設「オフィスキャンプ東吉野」を企画・デザイン。その後運営も受託。開業後、同施設で出会った仲間と山村のデザインファーム「合同会社オフィスキャンプ」を設立。2018年、ローカルエリアのコワーキング運営者と共に「一般社団法人ローカルコワークアソシエーション」を設立、全国のコワーキング施設の開業をサポートしている。
北川 健太｜旅館大村屋
佐賀県嬉野市出身在住。嬉野温泉で一番古い歴史を持つ旅館大村屋に生まれ、25歳で15代目に就任。「スリッパ温泉卓球大会」をはじめ「嬉野ディスクジョッキー実業団」「嬉野温泉 暮らし観光案内所」「嬉野茶時」など嬉野温泉でワクワクする企画を多数手掛けている。17年夏より「湯上りを音楽と本で楽しむ宿」として旅館の一部を大きくリニューアル。又ビートルズマニアの顔を持ちラジオ番組「レッツ！ビートルズ on Radio」やPodcast「嬉野談話室」のパーソナリティを務める。
佐々木 元康｜NPO法人灯す屋
佐賀県有田町生まれ。大学院を卒業後、研究員として関東の製薬会社へ就職。東日本大震災を機に生き方を考え直し、2015年有田町地域おこし協力隊としてUターン。空き家、空き店舗の活用と移住支援をメインに活動。シェアハウス＆シェアアトリエ「コネル」のセルフリノベーション、空き店舗マッチングマルシェ「うちやま百貨店」の企画や運営、銘菓「ちゃわん最中」の復活など。2018年NPO法人灯す屋、2019年佐賀県地域おこし協力隊ネットワークを設立し、おもしろい未来をつくるために活動中。
音成 信介｜音成印刷
1981年佐賀県小城市生まれ。佐賀県小城市で創業116年の印刷会社「音成印刷」の八代目。地元佐賀、小城の情報発信オウンメディアのフリーペーパー「おぎなう」をはじめ、印刷を情報加工サービス業と位置付け、県内行政広報や企業の情報発信企画やブランディングなどに取り組む。日之出印刷株式会社の代表取締役も務める。
森 一峻｜東彼杵ひとこともの公社
長崎県東彼杵町出身在住。地元東彼杵町へUターンし、現在は東彼杵町を中心に長崎県の地域のコーディネーターとして地域住民と連携した地域・文化づくりに取り組んでいる。地域交流拠点「Sorrisoriso千綿第三瀬戸米倉庫・くじらの髭・uminoわ」を中心に、周辺の古民家をリノベーションした店舗や拠点づくりをサポート。株式会社森商店 代表取締役・一般社団法人 東彼杵ひとこともの公社 代表理事を務める。
