謎多きアーティストshinが手がける個展 ーUZー から早くも3ヶ月。今年も東彼杵町教育委員会に売上全額を寄付されました。

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2023年の個展はタイトル – UZ –

今年、2023年1月14日〜1月22日まで開催された「謎多きアーティストshinが手がける個展 ーUZー」。昨年に増して意味深く濃い作品がまた揃っていた今回の個展でも来場者の方を魅了し、沢山の皆様のお手元にお届けできた。今回の – UZ – では上記リンクの投稿でも記載されているが、1回目のタイトルaddiction(中毒性)のタイトルの先のUZという表現だった。場の中毒性からいよいよ渦に巻き込まれていく。東彼杵町の面白さや巻き込まれたくなるといったことも含めてshinさんが表現してくださった。

謎多きアーティストshin

いよいよ、個展の記事に記載させていただいた通り、shinさんは今年夏には東彼杵町へ移住してくる。今年も昨年に続き、shinさんが東彼杵町の教育へ寄付するのは、自身の絵の価値でもあり、それも作品展の表現であってその行為そのものも含め作品展だと語っていた。(詳しくは、下記リンク個展のご案内記事をご確認ください)

その想いを東彼杵町長、岡田伊一郎氏に届けた。

shin : この売上を使ってできれば、新一年生のランドセルなどや教材などを買っていただく一部にしていただくというのはどうでしょうか?最近では、山岳ブランドもランドセルの規格を出していて機能性も備えている割にはリーズナブルに提供されていてきっと喜んでもらえると思うんですよね。

岡田町長:実は次年度の政策としても私もそのような取り組みをしたいと思っていたところでしたので是非とも提案していきたいと考えています。このような取り組みを通じて、地元の教育支援に必要な連携が実現することで、地域の発展につながることが期待されますし、shinさんのようなアーティストの方が町に関わっていただけるということは大変有り難いことです。

森:町長、shinさんは今年東彼杵町へ移住されますので関係人口ではなく、定住人口になられます。

岡田町長:そうでした(汗笑)そのようにお聞きしていたのでした。ちなみにお子さんは?

shin:はい、3名おります。

岡田町長:東彼杵町は昨年度、過疎指定を受けました。東彼杵町はこの10年ほどで人口が2000人ほど減少してます。自然減はどうしても食い止めることができませんが、実はそんな中に、人口統計で出ている予定減少の数字よりもゆるやかになっており、また、移住政策等で400名増えています。またお子さんがいらっしゃるご家庭がまた東彼杵町へ増えるとなると今回、いただいた寄付等でもさらなる子育て支援等の政策を深めていきたいと思っておりますので引き続き行政運営へのご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

shin:東彼杵町へ移住してきますので、なおこれまで以上にアーティスト活動を深めていき教育・文化活動そして、私自身の表現としても続けていきたいと思っていますので引き続きこういったアーティストの方への町からの支援もどうぞお力添えお願いします。

町の町長とアーティスト。立場は違えど、町の教育・文化という視点で常に表現を繰り返してきている表現者なのだと思う。表現の手法はさまざまであるが、未来の子供達や未来の町の姿を想像し表現していく者としてこれからもその表現を模索していくに違いない。

次の個展は、おそらくまた来年の1月だろうか?

次は、いよいよ、shinさんが東彼杵町へ移住してきての作品づくりに挑むこととなるが、一体どんな表現や物語がshinさんの頭の中に生まれていくのか楽しみで仕方がない。