くじらの町、東彼杵町のお土産「くじら最中」に10個入りが新登場
今年2月から販売を開始したCHANOKOの「くじら最中」。なつかしくて、どこかかわいらしさを感じる「くじら」の外箱が特徴的ですが、九州電力との協業の第1弾としてスタートした商品で、Foetheesの碾茶を使ったほうじ茶を皮に練りこみつつ、「大納言あん」「皮はぎあん」の2種類のあんことお茶がセットで販売しています。
これまで15個入のみの提供でしたが、価格とサイズをお求めやすくするために10個入の「くじら最中」の販売を開始しました!
15個入の「くじら最中」が生まれたストーリーはこちらから。
くじらのご縁で生まれた「そのぎ抹茶あん」
この「くじら最中」で使っているあんこは、「くじら焼」のあんこでもお世話になっている佐世保の真崎屋製餡所さん謹製。真崎屋製餡所でも「平安の翔」という手作り最中を製造/販売されていますが、真崎社長はあんこ屋さんながら、最中の皮にこそ、こだわりのある社長。この平安の翔は道の駅「彼杵の荘」さんや、東彼杵町から川棚町に向かう国道34号の海沿いにある「そば処 立石」さんなどで購入できますが、大納言あん、皮はぎあん、柚子あん、抹茶あんの4種類があります。
そんな真崎さんには「くじら最中」や「くじら焼」のあんこでお世話になっていますが、「くじら焼」が営業を開始した3月某日、Sorriso risoに突然訪問され、「東彼杵の抹茶のサンプルはありますか?」とのこと。くじらの髭でFortheesからお預かりしている最高級の抹茶をお渡しし、嬉しそうに帰られていきました。
それからわずか数日後、突然電話がかかってきて、「Fortheesの抹茶はとても美味しかった!ぜひ、この抹茶で抹茶あんを作りたい。」と。電話を受けた私の声からも喜びが漏れ出してしまうほど嬉しい一言をいただき、早速、注文をいただきました。
それまで真崎屋製餡所さんで使われていた抹茶は京都の抹茶。そういうこともあり、「くじら最中」で京都の抹茶で抹茶あんを商品として出すのは難しい、そう感じていました。しかし、今回、Fortheesの抹茶を使っていただけることになり、「くじら最中」でも「そのぎ抹茶あん」として、早速、商品として使わせていただくことになりました。
「くじら最中」10個入は、少し小さく、かわいさは2倍に
「くじら最中」の特徴は何といっても、くじらの外箱。前回同様なつかしく、かわいい「くじら」ですが、まるで子どものようなサイズ感。15個入と重ねてみると、まるで親くじらと子くじら。ちょっとしたお手土産にも丁度よいサイズになりました。親子でプレゼント!なんてのも面白いプレゼントかもしれません。
今回もデザイン全般を担っていただいたのはデジマグラフの羽山さん。そのぎ抹茶あんのうぐいす色の蘭字ラベルなど、今回もおしゃれに仕上げていただいています。また、外箱も前回と同じく、お隣の波佐見町の岩嵜紙器さん。15個入とサイズ感や仕様が異なる中で、試行錯誤しながら、かわいらしさ満点に仕上げていただきました。
同梱のそのぎ茶は使い勝手よく、ティーバッグ仕様に
前回同様に「そのぎ茶」もセットになっている「くじら最中」。15個入は、そのぎ玉緑茶とほうじ茶の2種類がリーフで同梱されているのに対し、10個入では池田茶園の「そのぎ玉緑茶」がティーバッグになって同梱されています。テトラパックのティバッグは、茶葉の開き具合もよく、池田茶園の旨味たっぷりの味がしっかり出てきます。そのぎ茶特有の濃いみどり色もでて、ホットでも水出しでも美味しくいただけます。
販売価格も2,000円(Sorriso riso直営店舗「くじらの髭」では1,900円)。ちょっとした手土産にご利用しやすい価格になりました。お茶とセットになっているため、お友達とのティータイムやなかなか会えない離れたあの人への贈り物にもどうぞ。
この「くじら最中」は、2020年末に事業化が決定した当社団法人と九州電力との協業プロジェクト。江戸時代、深澤義太夫勝清が和歌山で捕鯨の技術を習得し、捕鯨で得た富を、まちの人々のためにと、新田や灌漑、溜池の開発に役立ててもらうため大村藩に献金した「こと」を、現代版として実現できないかとの想いから、CHANOKOで得た収益は、町のにぎわいのために。
お茶の子さいさいと言わんばかりのおもてなしの心意気で、「なつかしくて、あたらしい」をテーマに皆さまに、とっておきのティータイムをお届けしていきます。
*このプロジェクトは九州電力株式会社と一般社団法人東彼杵ひとこともの公社の協業事業です。
販売元:一般社団法人 九電にぎわい創業カンパニー
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